ラズパイは、電源を入れただけでは起動しません。
そこで、ラズパイを起動させるまでの手順と、
初期設定の手順をお伝えします。
ラズパイを起動させる迄の流れ
ラズパイを起動させる迄の流れは、以下通りです。
- ツール(ラズパイOSインストーラ)をダウンロード
- SDカードの初期化
- SDカードに、ラズパイOSをインストール
- ラズパイに電源を入れて起動
- 初期設定
ツールのダウンロード
ラズパイOSをインストールする為のツール(Raspberry Pi Imager)は、
以下ラズパイ公式ページからダウンロード出来ます。
https://www.raspberrypi.org/software/
PCのOSに合わせて、ツールをダウンロードしてください。
私はPCはWindowsなので、上記「Download for Windows」を選択しました。
ダウンロードしたファイル(imager_1.*.exe)をダブルクリックし、
インストールを実行します。
ダウンロードが完了すると、以下画面が出ます。
SDカードの初期化
ラズパイOSは、SDカード(8GB以上)にインストールします。
その前に、SDカードにゴミが残っていたり、SD内のフォーマットが異ならないように、
SDカードを初期化してあげます。
・初期化の方法は、ツール中の「Operating System」配下のボタンを押して、
選択肢の下の方にある「Erase」を選択します。
・「Storage」配下のボタンを押して、SDカードを選択。
・最後に「WRITE」ボタンを押して初期化が実行されます。
初期化自体は直ぐに終わります。
SDカードに、ラズパイOSをインストール
SDカードにラズパイOSをインストールします。
・「Operating System」配下のボタンを押して、
「Raspberry Pi OS(32-bit)」を選択。
・「Storage」配下のボタンを押して、SDカードを選択。
・最後に「WRITE」ボタンを押してインストールが実行されます。
インストール時間は、各家のネットワークの状況により変わります。
私の環境では30分でした。
ラズパイに電源を入れて起動
ラズパイに電源を入れる前に、以下の図のように、
・SDカードの挿し込み
・HDMIケーブルの挿し込み(反対のコネクタはディスプレイに接続)
・マウス
・キーボード
を接続下さい。
最後に電源ケーブルを挿し込みます。
電源を入れると起動時のログが表示され、
暫くすると、デスクトップ画面が表示されます。
初期設定
ここまで来たらもう少しです!!!
起動した画面に、「Welcome to the Raspberry Pi」ダイアログが表示されています。
「Next」を押して、初期設定を行っていきます。
■Set Country画面
国・言語・タイムゾーンの設定をします。
Coutryで「Japan」を選択し、「Next」ボタンを押します。
■Change Password画面
好きなパスワードを入力します。
■Set Up Screen画面
「This screen shows a ・・・」の左のチェックボックスにチェックを入れる。
■Select Wireless Network画面
無線ネットワークの選択をします。
ラズパイが接続するWiFiのSSIDを選択します。
■Enter Wireless Network Password画面
先程選択したSSIDのパスワードを入力します。
■Update Software画面
最新のソフトウェアにアップデートを行う場合は「Next」、
アップデートしたくない場合は、「Skip」を選択する。
どうせなら、最新のソフトウェアを使った方が良いとは思いますが、
私の環境で、アップデートが完了するまで50分くらいかかりました。。。
初期化が終わってもアップデートは出来ますので、
時間に余裕が無ければ「Skip」でいいと思います。
■Setup Complete画面
「Restart」ボタンを押し、再度画面が表示されたら、
起動と初期設定は完了となります。